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ビタミンCとは、水溶性ビタミンの1種です。

ビタミンＣは、抗酸化作用があることで知られていますが、特に善玉菌（乳酸菌・腸内細菌）を著しく増加させる働きがあります。そしてこの善玉菌が腸の働きを活発にしてくれるので便通を良くし、便秘の解消に役立ちます。

またビタミンＣはコラーゲンの生成に必要不可欠なこともあって、ビタミンＣを摂取すると肌は張り、小ジワやニキビの発生を防いでくれます。また、ウイルスや細菌に対する抵抗力を高めるはたらきもあるため、風邪予防にも効果的です。

多くの動物が体内でビタミンＣを合成できるなか、人間はビタミンＣを体内で合成することができません。そのため、食事によって摂取する必要があります。レモンやオレンジ、アセロラ、リンゴ、いちご、新鮮野菜などに多く存在しています。しかしビタミンＣは加熱すると簡単に分解してしまうので、調理する場合は手際よくおこなうことがポイントです。そして、食事で摂取しきれない場合はサプリメントなど栄養補助食品による摂取が効率的です。

ビタミンＣの摂取量の目安は成人100mgですが、大量に摂っても余剰な分は尿と一緒に排泄されます。ストレスや喫煙、飲酒、脳内疲労などがある人はビタミンＣを大量に消費してしまいますので、これらに当てはまるなぁという方はちょっと多めに摂取することを心がけましょう。