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「おなかのヘドロ(宿便)は女性の大敵」
理学博士
 岡部 薫  著
宿便のことが全部わかる・カラダの仕組みをチェック

第2章イオンは皮膚からも吸収される

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脳を使う勉強や仕事にイオンは抜群


私は自分のつくったイオン水が腐らないかどうかについて、実験を試みたことがあります。水をビーカーに入れて、スプーン1杯のイオン入湯剤を入れました。その水は、半年たっても1年たっても腐りませんでした。なぜでしょうか。イオンには、強力な殺菌力があるからです。

ところが、イオンのお風呂に人間が入りますと、2日目、3日目に、においが強くなることがあります。これは、イオン水が腐るためではなく、人間のからだからでた不良体液のにおいなのです。

また、そのにおいは、体調によっても変わりますが、1日、2日、3日とにおいを調べてみますと、不思議な現象に気がつくことでしょう。それは、においそのものにも変化が起きてくることです。

においは日がたつにつれて増悪するかというと、そうはなりません。最初、油臭いようないやなにおいが、4日目あたりから少しずつ消え、5日目頃にはっきり消えていき、6日目あたりになると、今度は、なんともいえない磯の香がただよってきます。

これはどういうことなのでしょうか。私は、体内から分泌された不良体液が、イオンによって撲滅されたものと解釈しています。そして5〜6日目に、本来の自然の海に戻っていき、磯の香がしてくるということではないでしょうか。自然の海に戻るといっても、これは私の仮説であって、何ら裏付けはありません。ただ、おやりになってみればわかります。

それならば常にそうかというと、あるときは実に鼻もちならない、下水のにおいみたいなのが、ワッときたことがあります。そういういやなにおいが、2日目にきたこともあります。脱衣場で着物を脱いでいるときに、その不快なにおいがプーンときて、鼻をつまんで風呂に入ったものです。

またあるときは、1週間、10日、2週間たっても何らにおいがないこともありました。これは何かといいますと、実は自分の体調そのものなのです。これも仮説であって、裏付けはありません。

私はイオンの湯は3日間くらいでお取り替えくださいといっていますが、これは家族風呂のことを考えてのことです。家族の中にはいやがる人もいるということです。ひとりの場合は、わかして直して何日でも使用できます。皮膚から体内にイオンが吸収されますから、濃度が次第に薄くなっていくわけですが、実質的には効力はほとんど変わりありません。

イオン入湯でプラスチックの風呂桶が汚れて困る、という苦情を聞くことがあります。こればかりは、私にもどうしようもありません。風呂桶が汚れることと健康と、あなたはどちらを選びますか、と申しあげるより仕方ありません。ただステンレスの場合は、風呂桶が汚れる心配はありません。ステンレスは不酸化鉄ですから、酸性のイオンもうけつけないわけです。

酸性イオンはマイナスイオンです。体内でもマイナスイオンがオーバーしますと、酸性体質になって病気におかされやすくなります。自然界では、マイナスイオンとプラスイオンが常に共存しているのです。

ところが、自律神経が必要とするイオンは、すべてプラスイオンで、マイナスイオンはあまり消耗されません。プラスイオンが少なくなり、体内にはマイナスイオンの比重が多くなります。これは、いわゆる「ストレスがたまった」状態と解釈してよいでしょう。ですから、酸性体質の人というのは、マイナスイオンが体内に入ったのではなく、プラスイオンを多く消耗したということです。

かりに、中学生や高校生が、期末テストや大学受験の勉強で脳を使いますと、プラスイオンを大量に消費します。そうしますと、胃や腸を守るプラスイオンが少なくなって、マイナスイオンに支配されますから、酸性体質となり、胃潰瘍になったり、その他の病気がやってくるわけです。また勉強とか脳ミソをたくさん使う仕事の場合は、自律神経の消耗が激しいので、イオンのお風呂に入ってプラスイオンを充電いたしますと、抜群の効果が期待できます。


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女性のストレスはたまるいっぽう


最近、職場ストレスによる病気が調査などでいろいろ問題になっているようですので、これについてもう少し考えてみましょう。

女性の社会進出には、まことにめざましいものがありますが、なかでももっとも象徴的なのが、女性ドライバーが増えたことではないでしょうか。女性が働くこともごく普通のことになっています。

ところが、職場というところは、仕事上のことばかりではなく、対人関係などから、肉体的にも精神的にも緊張の連続です。そのほかにもさまざまな圧迫や刺激があって、1日の仕事が終わったときはもう、くたくたに疲れ果てています。

ピクニックとか、海水浴、スポーツなどでも疲れますが、このほうは気分的にもスカッとしていて、オイシイものを食べて、ぐっすり眠れば疲れはとれます。それが職場の疲れは、オイシイものを食べるくらいでは、なかなか回復しません。職場の疲労というのは、自律神経の疲労がはげしく、それだけイオンを多量に消費してしまっているということで、体内の蓄電池(バッテリー)は空っぽ同然になっているのです。

ストレスがたまるということは、前にもふれたように、プラスイオンが少なくなって、次第にマイナスイオンに支配されるということで、からだは酸性体質となり、肩凝り、腰痛、頭痛、冷え性などの病気がやってくるのです。

働く女性の中には、幼いお子さんを保育園に預けているお母さんも少なくありません。主婦の場合は、労働時間の短いパートタイマーが多いようですが、ご家庭に帰ってからも、炊事、選択、子供の世話などをしなければなりません。

にもかかわらず、そういう主婦の方たちはしばしば、 「ストレス解消のためにいいから」 とおっしゃって、パートタイマーかなんかをやっておられます。こういう主婦たちの場合は、家にいて家事ばかりやっているよりは、たとえそれが小遣い稼ぎのような仕事であっても、外に出たほうがきがせいせいする、つまりストレス解消になるというわけです。

ですから、パートタイマーをやっておられる主婦は、1日の労働量からいったら、OLの方たちよりもはるかに多いのに、あまり疲れた顔を見せずに頑張っていられるのです。

これは、消費するイオンの効果がよいために、疲れも少ないということになりますが、ご自分の体力の限界以上にからだを酷使し続けているという点では、OLの方たちと大同小異ということになりましょう。

そこでまず、お休みの前にイオン風呂にはいって、空っぽになった体内のバッテリーにイオンを充電して、1日の疲れから体力の回復をはかることです。さらに翌朝も、30分ほど早起きして、イオン風呂にはいるようにします。

朝もイオン風呂にはいるというのは、私たちが眠っているときでも、自律神経は眠ることなくはたらいているからです。リンパ球を循環させて、10万キロにおよぶ大小の血管の中を躍動するなどして、昼間と同様に、多くのイオンを消耗しているのです。

自動車が、バッテリーの消費した電力を、発電器(ダイナモ)によって充電しているように、私たちの自律神経に対しても、欠乏したイオンはその日のうちに充電してやるべきで、明日では遅すぎるのです。



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